我々世代の人間にとっては気になる話題、住まいを「持ち家」にするか「賃貸」にするか問題
今のところ ひねくれ者 は「賃貸」で行くつもりでいます
なぜかといえば、セミリタイアを目指す都会志向の おひとりさま で 猫飼い だからです
適当な「持ち家」を見つける難しさ
おひとりさまにとって、一般に販売されている多くの住宅は広すぎます
単身向け賃貸で住む場合より割高なコストを支払うことになりかねません
ちょうどよい広さの物件だと、50㎡ 以上の床面積という条件を満たさないため、現状では住宅ローン控除を受けられません(少し前なら 40㎡ 以上でいけた)
戸建てを選んだ場合、土地の高さから仕方なく立地の悪いところを選ばざるを得なくなる可能性があります
そうすると徒歩圏で買い物完結が難しくなってきます
マンションを選んだ場合、土地は持たないため立地はよくなりやすいですが、実は賃貸の場合と変わらず「猫飼育不可」の物件が多いです!
賃貸でさえ厳しいのに、適当な広さの利便性のある中古マンションはさらに見つけるのが難しくなるでしょう
「持ち家」はずっと残る?
持ち家のメリットとして、子供に受け継ぐことができる点がありますが
⋯おひとりさまには無関係です
さらにおひとりさまにとって痛い問題があります
それは「介護」
子供や配偶者がいたら、自身に介護が必要になった場合、頼りにすることもできるかもしれません
おひとりさまにはその家族がいない!
訪問介護を選択できなかったとしたら、介護サービスの受けられる老人ホームや高齢者住宅に住み替えることになるかもしれません
ひねくれ者 の現住まいの都市部近所にも、将来の需要増を見込んで、すでに続々と高齢者向け住宅や有料老人ホームの新築が増えてきています
そしてそういった施設は、急に介護が必要になった高齢者、愛着ある長年共に過ごしてきたペット喪失などへの配慮のためか、結構ペット相談の物件も多いです
昔から懸念されていた 高齢になったら新たな賃貸契約ができなくなる という事態も、多少の賃料アップと引き換えに解消されそうな情勢になってきました
そうなると持ち家を所有し続ける必要性が小さくなってしまいます
その時になって売却するにしても、評価額がどうなるのか読めません
不動産投資ブームが続いて価格が維持されればいいですが、少子高齢化が進んで価格が落ちていく可能性もあります
全く読めないので、要らなくなったら売ればいい、と楽観視はしづらいです
ひねくれ者は「賃貸」で様子見する
そういうわけで、将来的な住宅コスト低下は魅力的なのですが、ひねくれ者 は 93,930 円 という高額な爪とぎ代を毎月払い続ける選択をしています
何かめちゃくちゃお金が稼げて一括買い上げとかできるようなら、ドカーンと猫OKの中古マンションを購入するかもしれませんが⋯